カテゴリ:講演会
1年次 探究オリエンテーション②
11月11日(火)1年次「産業社会と人間」の授業に、青森大学 社会学部 准教授 石井重成先生をお招きし、探究オリエンテーション②を実施しました。
先生からは「地域を元気にする方法」というテーマでお話をいただきました。
東日本大震災後に岩手県釜石市に移住し、復興支援のため奔走された経験談を通して、『自分から動くことの大切さ』や『失敗した時にただ反省するのではなく、学んで次に活かすこと』を学ぶことができました。
石井先生の決断力と行動力に感銘を受けた生徒が多く、『心の温度で決める』という一言がとても響いています。先生と充実した時間を共有できたことに感謝申し上げます。
1年次 探究オリエンテーション
10月21日(火)1年次「産業社会と人間」の授業に、青森大学 総合経営学部 教授 沼田郷先生をお招きし、探究オリエンテーションを実施しました。生徒たちは、来年度の「総合的な探究の時間」に向け、テーマ設定や仮説立案をするためのヒントを得たり、沼田先生が実際に大学で行った事例を通して研究手法を学んだりしました。真剣に話を聴き、メモを取る生徒がたくさんいて、大変充実した時間となりました。
あおもり創造学「木高生と地域の専門家による情報交換会」
6月27日(火)本校2年次生の格差是正プロジェクト及び短命県返上プロジェクトの21名を対象に、地域医療の課題について話し合う情報交換会を開催しました。この情報交換会は学校の所在地及び生徒の居住地域の医療課題について、医療関係者から話を伺い持続可能な開発目標に繋げて考えさせることで、各々が立てた仮説の検証に繋げる目的で行いました。
講師は近隣市町村の6名の皆様方で、当該市町村の訪問医療とリモート医療の現状と課題について御紹介頂きました。
講師一覧
(1)つがる市 誠仁会尾野病院 外来主任看護師 桑村 美千代 様
(2)五所川原市 福祉部地域包括支援課 課長 笠原 美香 氏 様
(3)五所川原市 医療法人白生会胃腸病院 地域連携室長 原田 恵子 様
(4)鯵ヶ沢町 つがる西北五広域連合 鰺ヶ沢病院 主査 秋元 勝寿 様
(5)小泊診療所 所長(医師) 丸山 博行 様
(6)小泊診療所 総括主幹 吉田 幸央 様
講演会後の生徒の感想
(1)考えていた仮説とだいぶ違って、実際働いている人にしか分からないことだったので、聞けてよかったと思った。
(2)新しい仮説を立てるのに、行政にしてほしいことや、看護師、ドクター、保健師が現状について詳しく教えてくれたので、プロジェクトに役立てたいです。
(3)訪問診療を広めるにはどうすればいいかという点で仮説を立てたが、今回のリモート会議によりそれが崩れた。新しい仮説を考えるきっかけとなった。
(4)弘前大学では津軽弁講座などで津軽弁に困らないように対策などしていてすごいなと思いました。思っていたよりも津軽弁を使った診療で困ったことが多いと知りました。今回知ったことを、次からの総探の授業に活かしたいと思いました。
(5)若い人たちは津軽弁をあまりわかってないし、看護師さんも不足しているので誰でも分かるようなマニュアルみたいなものが必要だと改めて思いました。
など
この情報交換会で学んだことを、今後の探究学習に繋げていって欲しいと思います。