2025年11月の記事一覧
<つがる市ファン獲得大作戦withキャンパスラボ>
つがる市が中心となって2021年からスタートした企画です。
木造高校の生徒と首都圏在住の女子大学生のグループ「キャンパスラボ」が協力し、若者の視点から地域の魅力を発信するための企画に取り組んできました。そして『新解釈つがる辞典』の制作という企画を立て、「つがる」という言葉に新たな解釈を加えて動詞化するという試みをしてきました。試行錯誤しながら2024年度までに50の動詞化がなされました。そこで今年度はその50作品の選考会を開催しました。
<木造高校生賞>
動詞「つがる」=「他人の善意に甘える」
津軽地域で自宅で獲れた野菜や果物をおすそ分けで貰う風習を踏まえて、こういう意味を持つ言葉として考案されました。
報道機関に取り上げてもらい、夕方のニュースにも放映されました。
「いろんな作品がある中で、どれも良い作品だが、多くの人に知ってもらえればうれしい。(木造高校生賞は)いろんな人に魅力を発信できると思う」
工藤颯太さん(33HR)のコメントでした。
「高校生のこころを守り、育てる支援の在り方」を学ぶ
11月18日(火)本校の多目的教室で教職員のための研修会が実施されました。これは高教研教育相談部会西北地区会研究会も兼ねており、各高校の教育相談を担当している先生方11名も参加されました。
弘前大学大学院保健学研究科 助教 櫛引 夏歩先生をお迎えして「高校生のこころを守り、育てる支援の在り方〜学校ができる予防的な関わり〜」のテーマで勉強させていただきました。櫛引先生は1人でいても前向きな考えができる教育プログラム「e-BОCCHI(イーボッチ)」を開発・展開する研究者の1人で、このプログラムは2025年度茨城県の中学校で導入されているそうです。
研修内容は、自分自身や他者を大切にすること、自分自身で心身の不調に気づくこと、助けを求めることと支援することを中心に「e-BОCCHI(イーボッチ)」の心理教育プログラムを盛り込みながら、学校現場に取り入れる場合どんな工夫ができるか、取り組んでみたいことは何か等々、グループワークをしながら進めました。本当によい研修でした。
生徒も期末考査で頑張っていますが、わたしたち教職員も生徒理解のために努力しています。いつでも私たちを頼ってくださいね。
<総合的な探究の時間>テーマ「若者の早期離職問題について」企業とディスカッション
10月21日(火)、総合的な探究の時間を利用して、若者の早期離職問題について探究している班が、一般企業の方とのディスカッションを実施しました。今回探究活動に協力していただきました企業は「株式会社DRAGON AGENCY」という、IT関係の企業です。生徒たちからの質問に、若者の早期離職の現状について企業目線からの意見をいただいたことで、探究をより深めることができました。また、就職活動成功のためのポイントなどのアドバイスもいただきました。講師の方々の就職活動に関するエピソードに、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。